サロンメニューの価格設計|利益を残す3つの原則と値上げのタイミング
原価率・客単価・地域相場から逆算するメニュー価格設計と、値上げのタイミング・顧客への伝え方を実例で解説します。
「相場通り」では利益が残らない
メニュー価格を「周辺の相場感」だけで決めると、原価高騰・人件費上昇に追い付けず、いつの間にか赤字になります。サロン経営で利益を残すには、価格設計の原則を押さえることが重要です。
原則1: 原価率は20%以下に
カラー剤・パーマ液・タオル消耗品など、メニュー1施術あたりの直接原価を計算。売価の20%以下に収めるのが目安です。
- 例: カラー薬剤¥800 → 売価¥5,000以上が必要
原則2: 1時間あたり粗利¥5,000以上
売価から原価を引いた粗利を、所要時間で割った「時間粗利」が、家賃・人件費・自分の収入をカバーできる水準である必要があります。フリーランス美容師なら1時間粗利¥5,000以上が損益分岐の目安。
原則3: 客単価のグラデーション
- 入門メニュー(カットのみ)¥3,000〜4,000
- 標準メニュー(カット+カラー)¥7,000〜10,000
- 上位メニュー(カット+カラー+トリートメント)¥12,000〜15,000
価格帯を3〜4段階に揃えることで、お客様が選びやすくなり、上位メニューへの誘導も自然になります。
値上げのタイミングと伝え方
- タイミング: 原価高騰や人件費上昇が累計10%を超えた時
- 伝え方: LINE/メールで1ヶ月以上前に予告。「材料コスト上昇のためXX月よりカラーメニューを¥500改定」など率直に
- 既存顧客対応: 「次回までは旧価格でご予約可能」など緩衝措置を取ると離脱が減ります
Linq でできる価格管理
- メニュー登録時に所要時間と料金を設定
- 「5,000円〜7,000円」のレンジ表示にも対応
- 価格改定時は管理画面で1クリック更新
- 公開予約サイトに即時反映
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