年末の予約集中に備える|個人サロンが秋のうちにやっておく受付の段取り
年末年始は予約が集中しやすい時期。営業日の確定・受付期間・予約枠の余白・休業のお知らせを秋のうちに整える段取りを、個人サロン向けにまとめました。
年末の予約は「12月に頑張る」では間に合わない
年末は「新年をきれいな状態で迎えたい」というお客様が重なりやすく、多くのサロンで一年のうち最も予約が立て込む時期になります。年内最終営業日の前後は特に希望が集中し、12月に入ってから枠を調整しようとしても、すでに動かせる余地が少ない——という状況になりがちです。
年末の予約をラクにさばけるかどうかは、実際には秋のうちに何を決めておいたかでほぼ決まります。ここでは9〜11月のあいだにやっておきたい準備と、12月に入ってからの運用を分けて整理します。
秋のうちにやっておく4つの準備
1. 年末年始の営業日・休業日を先に確定する
最初に決めるのは「年内はいつまで営業し、年始はいつから開けるか」です。ここが決まらないと、受付期間もお知らせも動かせません。
個人サロンの場合、大晦日から三が日を休むかどうか、年始の初日を平常営業にするか短縮にするかで、12月後半の枠の使い方が変わります。決めたら、予約システム側の営業時間・定休日設定にも同じ日付をそのまま反映しておきます。設定の考え方は営業時間と定休日の決め方にまとめています。
2. 「何か月先まで受けるか」を年末だけ広げる
普段「1か月先まで」で運用していると、10月・11月の来店時に年末の予約を取ってもらえません。年末分だけ受付できる期間を前倒しで広げておくと、常連のお客様が来店したその場で年末の枠を押さえられます。
一方で受付期間を広げすぎると、直前の予定変更によるキャンセルも増えます。受付開始と締切の決め方はサロン予約の受付開始・締切はいつに設定する?を参考にしてください。
3. 予約枠の余白を「年末仕様」に見直す
年末は施術内容が重くなりやすい時期です。普段より長めのメニューや、追加の相談が入りやすくなります。ここで普段どおりの間隔で詰めてしまうと、午前中の10分の遅れが夕方には1時間になり、最後のお客様を待たせることになります。
具体的には、次の3点を見直します。
- 年末の繁忙日は、施術後のバッファを普段より長めに取る
- 所要時間が読みにくいメニューは、年末は同時に受ける本数を絞る
- 昼の休憩枠を「予約可」に開放しない(開けると必ず埋まり、休めなくなります)
枠と余白の設計はサロンの予約枠の作り方で詳しく解説しています。
4. 休業のお知らせを予約導線の上に置く
年末年始の休業は、決めた時点で早めに出しておきます。ホームページのお知らせ欄と、予約画面から見える場所の両方に置くのがポイントです。予約フォームだけを見ているお客様には、店舗ブログの告知は届きません。
一時的に受付を止める場合の書き方は予約受付を一時的に止めるときにまとめています。
12月に入ってからの運用
常連への先行案内
年末に来ることがほぼ決まっているお客様には、混み合う前に声をかけておくと双方が助かります。ただし「常連優先枠」と明示すると新規のお客様には見えにくい壁になるため、案内の出し方には配慮が必要です。配分の考え方は常連で予約が埋まって新規が入らないを参照してください。
リマインドで直前キャンセルを減らす
年末は予定が重なりやすく、うっかり忘れや予定変更が増えます。前日のリマインドが届いているかどうかで、当日の空振りの数は変わります。送るタイミングと頻度は予約リマインドは何回・いつ送る?にまとめました。
空いた枠は「待っている人」に回す
年末の枠は、一度キャンセルが出ても埋め直せる可能性が高い時期です。満枠の日時に希望が入った時点で控えておき、空きが出たら通知する仕組みがあると、機会損失をそのまま取り戻せます。考え方はリマインド+キャンセル待ちで機会損失を埋めるで解説しています。
年明けの落ち込みも、同じタイミングで仕込む
年末の準備をしている時期は、1月〜2月の閑散期対策を仕込むのにも適しています。年末に来店したお客様へその場で次回の予約を提案しておくと、年明けの空白が埋まります。年間の波をならす考え方は繁忙期と閑散期を平準化する3つの戦略にまとめています。
Linqの場合
月¥1,280(税込・初期費用0円)のLinqでは、営業時間・定休日・受付できる期間を管理画面から設定でき、年末年始の休業日をあらかじめ登録しておけば、その日は予約が入りません。予約が入るとLINE・メールでの自動リマインドが送られ、直前の行き違いを減らせます。
サロン情報・メニュー・スタッフ・クチコミからつくるサロンホームページも同じ料金に含まれ、休業のお知らせを載せたページの予約ボタンは、そのまま予約フォームにつながります(公開例: linq-salon.com/site/linq)。
予約管理の全体像はサロンの予約管理の基本から。まずは30日間無料で始める。機能は機能一覧をご覧ください。
予約・顧客・売上を1台のスマホで
フリーランス美容師・小規模サロン向け予約管理SaaS。月¥1,280・30日間無料。
30日間 無料で始める